Solution for Sticking Trouble

スティッキング打錠障害を解決

錠剤の製造工程で、杵の金型表面に粉体付着するスティッキングが原因となるトラブルは、多くの錠剤メーカーを悩ませています。なぜ、薬剤の粉末が杵に付着してしまうのか? どうすれば薬剤の杵付着による打錠障害を防げるのか?
ツー・ナイン・ジャパンは、長い年月をかけて研究開発を続けた結果、従来の表面処理における常識とは反対の『逆点の発想』に辿り着きました。
表面処理前の下地を面接触から点接触に変えると、薬剤に対する金型の離型性が高まり、薬剤の杵付着が解消されることを発見したのです。これを実用化したのが、オリジナル技術の「TOP処理Jシリーズ。
この画期的な技術の発明は、特許に認定されたのはもちろん、文部科学大臣賞、京都市「オスカー認定」ほか、数々の受賞に輝きました。

Top Processing Series

「TOP処理」シリーズ

4種類の「TOP処理」杵の金型表面テクスチャーをレーザー顕微鏡で観察。
錠剤を構成する粒子成分の粒径分布に応じて、最適な表面粗さの「TOP処理」杵を選択すれば、薬剤の打錠成形時に起こるスティッキングを最小限に抑制可能です。

 
 

錠剤成形のニーズに応じて、鏡面から梨地まで表面形状の異なる4種類の「TOP処理Jを施した標準仕様の杵製品をご用意しています。また、スティッキングなど、お悩みの症状に合わせて、最適なカスタム仕様の杵製品をご提案させていただきます。

数々の認定と特許技術

特許第3999051号:打錠成形用の杵およびその表面処理方法
文部科学大臣表彰 科学技術賞:「医薬品との錠剤製造時に用いる金型の表面改質についての開発」
第60回京都府発明等功労者表彰 最優秀賞受賞(京都府)