2021年に園部工場ができたときに、異動してきました。現在は、おもに真空熱処理という工程を担当しています。
この工程は、私たちがつくっている打錠成形用製品の製造工程のひとつで、真空状態で熱を加えて焼き固めます。それにより、製品の金属がより強く、より美しくなるんです。
この工程は、これまで外部の企業に委託していましたが、園部工場では、社内でできるようにしました。その初めての工程を私が担当することになったのです。
これまで社内では誰もやっていなかった工程ですから、当然、わからないことが多く、時には失敗しながら学んでいっています。
あらかじめ機械メーカーで組んでもらったプログラムでは、どうしてもうまくいかなかったとき、自分で考えてプログラムを組み直してみたら、うまくいったことがありました。あの時はうれしかったですね。
みなさんは「いきなり技術職なんてできるの?」と驚くと思います。私は製造装置を動かしていますが、ほとんどがコンピュータ制御で、作業はロボットがしてくれます。
つまり、私たちの仕事は、そうしたシステムを、どうプログラムして、どう稼動させれば、いい製品をたくさん作れるのか、を考え、実行することです。
ツー・ナイン・ジャパンは、まだ人数も少なく、私たち社員一人一人に任せてもらう部分が大きい会社だと思います。自分なりに工夫をしていくのは楽しいですね。
現在は技術職に就いている私ですが、実は大学の文系出身。2012年に入社してから、ずっと業務部に務め、営業事務や来客対応などをしていました。
2021年に園部工場ができるときに、社長から「工場の製造も経験すれば、より全体のことがわかるようになるぞ。どうだ?」と持ちかけられました。
まさか自分が製造の部門に、技術職として携わることになるとは思ってもみませんでしたが、「新しいことをやってみたい」という気持ちが湧いてきて、異動しました。
ツー・ナイン・ジャパンは、は、そんなふうに、一人一人の将来を考えて、配属や仕事の分担をしてくれる会社だと思います。
それに当社は、アットホームな社風で、残業もあまりありません。
私自身、自分の業務は早めに終えて、浮かせた時間を他の工程を手伝うこともあります。そんなふうに、みんなで協力しあえる、いい会社だと思います。
出社したら、まず社内の掃除、
加工準備から始めます。
1日の作業を確認したりします。
各自タイミングをみながら、
5分~10分間の休憩をとります。
食堂で昼食をとります。 おいしい給食弁当あり。自販機あり。
自分のお弁当を持ってきてもOKです。
私は基本、給食弁当派ですが、サラダなどの1品を、
追加で持ってきたりします。
各自タイミングをみながら、10分~15分間の休憩をとります。
夕方には出荷準備もします。1日につくった製品を送り出します。